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仮面ライダー情報局 -Masked Rider Information-

平成仮面ライダーの情報をお伝え致します。ホビーからメディアまで様々な情報を配信予定。

女性仮面ライダー

仮面ライダーシリーズに初めて登場した変身する女性戦士は、『仮面ライダーストロンガー』の電波人間タックルである。

これは「私たちも仮面ライダーごっこがしたい」という女の子たちの声を耳にした平山亨プロデューサーの発案によるものだが、彼女が仮面ライダーとしてカウントされることはなかった。

企画段階でも「女仮面ライダー」とするかギリギリまで検討が続けられたが、最終的に見送られることになった。

当初デザイン画にあった「仮面ライダータックル」という書き込みも、後になって「仮面ライダー」の部分だけが消されている。

正式に初の女性仮面ライダーとされるのは『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』に登場する仮面ライダーファムである。

以降、平成ライダーシリーズにおいては、たびたび仮面ライダーに変身する女性が登場する。

しかしそれはゲストとしての扱いであって、作品の主役あるいは主役を補佐するレギュラーになった例はない。

『仮面ライダー555』『仮面ライダーキバ』は女性がライダーへの変身を試みる場面が目立って多い作品であるが、その挑戦は失敗するか、あるいは成功しても一時的なものに終わる。

むしろ変身しようとして果たせない無力さを引き受け、乗り越えていくという形で彼女たちの成長を描いている。

女性ライダーにはこのような「『変身願望』は乗り越えるべきもの」というパターンが多く、前述のファムも復讐心から仮面ライダーとなった結果、戦いから抜け出せず悲劇的な結末を迎える。

『MOVIE大戦2010』の仮面ライダーキバーラ、『MOVIE大戦MEGA MAX』の仮面ライダーなでしこのようにポジティブな動機から変身する女性ライダーもいるが、そうした場合は男性主人公の相手役を務める劇場版ヒロインとしての色彩が濃い。

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仮面ライダーの共演

アメリカンコミックスのヒーロー『スパイダーマン』『バットマン』が映像化されるたびにリブートし、その都度の時代性を織り込みつつ常に同一のキャラクターを活躍させるのに対し、仮面ライダーシリーズは作品ごとにヒーローのモデルチェンジを行い、結果としてキャラクターが累積していく傾向にある。

これは、仮面ライダー1号・本郷猛役の藤岡弘の負傷降板に際し、俳優交代という手段を取らず新たに仮面ライダー2号・一文字隼人を登場させたため、1つの作品世界に主役格のヒーローが複数いるという観点が意図せずして造られたことに起因する。

初代『仮面ライダー』から『仮面ライダーストロンガー』までの5作品は、それぞれ別の主役を起用しているものの支援者・立花藤兵衛が一貫して登場することによって結び付けられており、しばしば先輩ライダーが「日本国外で活動していた」という設定の下で加勢に現れる。

特に『ストロンガー』の終盤に集結した7人の仮面ライダーは、その後の「昭和ライダー」の共闘の定式を形作っている。

1979年の『仮面ライダー』はシリーズのリブートを試みた作品であるが、原点回帰という初期のコンセプトは途中で放棄され、歴代ライダーの客演で番組の人気を集める手法に移行した。

次作『仮面ライダースーパー1』では支援者・谷源次郎が引き続き登場しつつもライダーの客演は劇場版のみに留められたが、雑誌展開作品『仮面ライダーZX』では積極的に客演が行われ、最後は10人ライダーが集結することで締めくくられた。

1987年の『仮面ライダーBLACK』は「仮面ライダー0号」と位置づけられた、再度リブートを図った作品である。

しかしその直接の続編『仮面ライダーBLACK RX』では、番組の放映終了後も仮面ライダーブランドを維持させようという商業的要請から終盤で歴代ライダーが登場し、11人ライダーが共演する児童向け漫画作品への橋渡しが行われた。

なお『仮面ライダー世界に駆ける』では、BLACK、BLACK RX、ロボライダー、バイオライダーが共演するという演出があったが、ファンサービス的な要素が強く、ストーリーの根幹に関わるものではなかった。

2000年の『仮面ライダークウガ』から始まった「平成仮面ライダーシリーズ」は、作品ごとに独立した世界観を有する。

『仮面ライダーアギト』は序盤で『クウガ』の続編であることをほのめかしつつも、実際には意図的に時系列が矛盾するように設定されており、共演は成立せず、また『仮面ライダー龍騎』のビデオ作品には仮面ライダーアギトが登場するものの、すべては主人公の見た夢だったというオチがつく。

だが、昭和のように先輩ライダーが駆けつけるような展開はありえない代わり、平成シリーズでは一作品に複数の仮面ライダーが登場するのが定番となったため、ヒーローキャラクターの累積性は各作品内で確保されている。

このことは、すべてのデータがアーカイブ化され自在に呼び出されることを前提とした、21世紀におけるヒーロー像の反映である。

本格的に作品間をまたいだ平成仮面ライダー同士の共演は2008年の『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』から始まる。

しかし翌2009年の『仮面ライダーディケイド』では、そのようなイベント的演出ではなく、作品の根幹にライダーの共演が据えられている。『ディケイド』の主人公・士は、パラレルワールドとして設定されたそれまでの平成仮面ライダー9作品の世界を渡り歩いていく。

そして9つの世界をめぐり終えた士は、さらに昭和仮面ライダーの世界にまで足を伸ばす。

だが劇中で描かれる過去番組の世界はシミュラークル(オリジナルではない模造品)であり、制作者である東映自身による二次創作物である。

しかも複雑なことに、シミュラークルである「キバの世界」の仮面ライダーとは別に前作『仮面ライダーキバ』の主人公がオリジナルキャストで登場しており、同じヒーローキャラクターの原典と二次創作が1つの番組内で混在している。

ここでは、シリーズの歴史はもはや「始まりと終わりがある物語」ではなく「いつでもどこでもアクセス可能なデータベース」として解釈されている。

『ディケイド』で一区切りのついた平成仮面ライダーシリーズは、その第2期の開始として位置づけられた『仮面ライダーW』以降も作品ごとに別個の世界を展開しつつ、必要に応じて他作品の人物や事物を随時データベース的に呼び出して共演させる手法を取り入れている。

たとえば『W』終盤の第47話には、次作『仮面ライダーオーズ/OOO』のキーアイテム「オーメダル」が一瞬映し出される場面があるが、これは新番組の放送を盛り上げるためのサービスカットとして導入されたものであり、それ以上の意味はない。

以降の作品でもこの演出を踏襲して最終回に次作の人物をカメオ出演させている。

また、テレビシリーズでは互いに接点のない各作品の仮面ライダーたちも、劇場版ではあたかも地続きの場所で暮らしていたかのように出会い、共演する流れになっている。



平成仮面ライダーシリーズ

第1期
2000年、『BLACK』のスタッフだった高寺成紀がプロデューサーとなって、11年ぶりにテレビシリーズ『仮面ライダークウガ』が制作された。

「仮面ライダーは改造人間である」という旧作の基本設定の排除、フォームチェンジの本格的導入、VTR撮影への移行といった新要素を大量に取り入れ、作劇面ではヒーローと警察が緊密に連携するリアリズムを追求した。

変身ベルトの玩具は売れ行き好調で、商業的にも成功した『クウガ』の後番組も仮面ライダーになることが決定したが、何らかの理由で高寺はスタッフの座に就かなかった。

以後3作品にわたって白倉伸一郎がプロデューサーを務めたため、これらを3部作と見る向きがある。共通する主題は「乱立する小さな正義とその調停」である。

2001年の『仮面ライダーアギト』では当初から3人の仮面ライダーが登場し、それぞれの運命が交錯する様を描くという群像劇の手法をはじめて特撮ヒーロー番組に導入した。

「イケメンヒーローブーム」が到来したのもこのころである。

視聴率は好調で『クウガ』が達成できなかった劇場映画化も実現した。

反面、前作の路線を継承して新味を欠いた玩具の売り上げは落ち込んでいる。

この時点ではまだ「仮面ライダーシリーズ再開」という意識はなく、当初は『クウガ』『アギト』だけで終了という予定だったが、続く『仮面ライダー龍騎』によって平成ライダーの長期シリーズ化が決定的になる。

アメリカ同時多発テロ事件の後、ヒーローの意義が問われる中で制作された『龍騎』は、13人の仮面ライダーがそれぞれの望みをかなえるために最後の1人になるまで戦うという、もはや正義も悪もない衝撃的な設定で旧作ファンの世代から強い反発を受けたものの、テーマを最後まで貫いたことで結果的に高い評価を得た。

また、変身ベルトのような高額商品とカードのような安価で収集できるアイテムを組み合わせる商法は大ヒットし、以後、1作品における複数ライダー・複数アイテム制はシリーズの定番となる。

2003年の『仮面ライダー555』は、条件さえ充たせば変身ベルトを手にしたものが誰でも仮面ライダーになれるという、ここまでの平成ライダーで培われたイメージの集大成的な作品となった。

白倉3部作の終了後、平成ライダーは試行錯誤の時代に入る。

2004年の『仮面ライダー剣』ではプロデューサーが日笠淳に交替したものの、ライダー同士のバトルロワイヤルや美形俳優の起用など、前作までの路線は継承された。

高寺成紀は自身が離れた後に平成ライダーシリーズがたどったこのような傾向を疑問視しており、プロデューサーに復帰した折はライダー以外の作品を制作するつもりでいたが、結果的に「政治的な判断」からライダーが続行することになった。

こうして制作された『仮面ライダー響鬼』は「完全新生」を宣言し、若手ではなく実績のある俳優を主演に据え、少年との交流を軸とした物語を描いた。

だが、古来より妖怪退治を続けてきた職業人としての矜持を持つ大人のヒーローの姿が30 - 50代の高齢層から強い支持を受けた一方で、主要視聴者である男子児童からの支持はまったく得られず、売り上げは急速に落ち込んだ。

その他諸々の事情が重なり第29話で解任された高寺に代わって白倉伸一郎が再登板し、説教じみた姿勢を嫌う脚本の井上敏樹とともに前半部分への批評的な内容を展開した。

ヒーローの王道を目指した『仮面ライダーカブト』の後、2007年の『仮面ライダー電王』は落ち込み続きだった売り上げを一気に好調へと転じた、いわば「平成仮面ライダー中興の祖」である。

主人公の外見とそこに宿る人格が頻繁に変転する設定の『電王』において、キャラクターを明示するための記号として用いられたのが声優の声である。

この演出によって男性声優の女性ファンが流入したため従来とは異なる消費者層が開拓され、複数の続編映画のみならずスピンオフのアニメが制作されるまでに至った。

時間を行き来する列車「デンライナー」も便利なガジェットとして以後の劇場作品にたびたび登場している。

2008年の『仮面ライダーキバ』の後には「平成ライダー10周年企画」である『仮面ライダーディケイド』が制作された。

パラレルワールドとして再構築されたそれまでの平成ライダー9作品の世界を渡り歩いていく主人公の旅は、やがて昭和ライダーのもとにも及び、時代を超えて全作品のキャラクターが呼び出される「オールライダー」映画への道を切り開いた。なお、スーパー戦隊シリーズと重なっていた番組開始時期をずらすために、本作品は全31話で終了となり、以後のテレビシリーズは9月開始となる。

第2期
2009年の『仮面ライダーW』は制作スタッフを入れ替え、「新たな10年」に向けて原点回帰を目指した作品である。

舞台は架空の都市「風都」で、主人公はその街を愛するがゆえに悪の手から守ろうとする。

以降、主人公が大きすぎる救世主願望を乗り越え小さな「ヒーローになれる空間」を獲得するまでの物語『仮面ライダーオーズ/OOO』、学園という『W』以上に限定された空間を舞台とした『仮面ライダーフォーゼ』へと続き、大々的な正義が通用しなくなった時代において、世界を狭くすることでヒーローを成立させる傾向が指摘されている。

だが作品の内容はいずれも高品質で安定しており、商業的評価は極めて好調、『オーズ/OOO』の時点でバンダイの商品における不動の1位だったガンダムシリーズの売り上げを凌駕するに至った。



昭和仮面ライダーシリーズ

第1期
1971年、毎日放送から土曜午後7時30分の新番組の打診を受けた東映が、石ノ森章太郎を原作に起用し、平山亨と阿部征司を企画に据えて制作したのがシリーズ第1作『仮面ライダー』である。

序盤の怪奇ムードや大人びた雰囲気は児童からの受けが悪く視聴率が伸び悩んでいたところに、仮面ライダー・本郷猛役の藤岡弘が負傷して降板を余儀なくされてしまう。

1クール終了を待たずして早くも番組存続の危機に陥った制作側は、「本郷はヨーロッパへと転戦した」という扱いにして仮面ライダー2号・一文字隼人を登場させる。

同時に変身ポーズの導入や相棒・滝和也の定着、ライダーガールズの採用などの新機軸を盛り込み明るい雰囲気のヒーロー番組へと作り変えた。

この狙いは大当たりで視聴率は20%を越えるようになり、視聴者の間で変身ブームを巻き起こした。傷の癒えた藤岡が復帰したことでダブルライダーが実現すると視聴率は30%を突破し、新作劇場映画も制作された。

だが、自らがきっかけとなった変身ブームのせいで同種番組が増えると、『仮面ライダー』は他作品との差別化を必要とするようになった。

番組強化案として仮面ライダー3号の登場が決定し、検討の末に新シリーズ『仮面ライダーV3』が制作された。

初回放送の視聴率は関西で32%というシリーズ最高記録を達成し、仮面ライダー人気は絶頂期を迎えた。

しかし第1クールこそ好調だった視聴率はその後次第に低下をはじめ、制作者は序盤の特徴である「V3二十六の秘密」のフェイドアウトや敵組織幹部の頻繁な交代などの対策に講じた。

中でも結城丈二・ライダーマンの登場は終盤のドラマを盛り上げ、視聴率の回復につながった。

1974年ごろになると変身ブームに蔭りが見え、『マジンガーZ』が火付け役となった「ロボットアニメブーム」が台頭してきた。

こうした状況の中、制作者たちは番組の内容を一新することに決め、これまでにないメカニカルな魅力を備えた『仮面ライダーX』が作られた。

しかし重厚なドラマや当時の日本人になじみの薄い神話モチーフの怪人があだとなって視聴率が低下したため、巨大幹部キングダークの登場やXライダーの強化といった要素の投入による路線変更が行われた。

スマートで流麗だった『X』の不振を受け、後番組『仮面ライダーアマゾン』はその対極をめざして野獣性に満ちた異形のヒーローを登場させることになった。

ところが毎日放送がNET系列からTBS系列へと改編されることになり、それに伴って新シリーズの制作を要求された『アマゾン』は全24話という短さで幕を下ろすことになった。

なお、空いたNET土曜午後7時30分枠で開始したのが「スーパー戦隊シリーズ」第1作の『秘密戦隊ゴレンジャー』である。

土曜午後7時に移動して放映された新シリーズ『仮面ライダーストロンガー』は単純明快にして明朗快活さを追求したが、視聴率の低下は止めようもなく、ついに「人気のあるうちにシリーズを終わらせよう」という判断が下された。

終盤では7人の仮面ライダー全員が集結し、最終話である第39話の予告では「仮面ライダーストロンガー最終回」ではなく「仮面ライダー最終回」と銘打たれ、4年9か月にわたって続いた仮面ライダーシリーズはひとまずのグランドフィナーレを迎えた。

第2期
シリーズ終了後も、幼年誌の特集や再放送の影響で新たな仮面ライダーを求める声はなくならなかった。そこでリサーチの結果もっとも人気があったと判断された初代作品のリメイク的番組を制作することになり、1979年版の『仮面ライダー』が作られた。

題名も初代作品と同じであるため、区別を必要とするとき、本作品は『仮面ライダー(新)』『スカイライダー』と呼ばれる。しかし蓋を開けてみると視聴率は10%台半ばであり、内容の大きな修正が求められた。

批判のあった飛行能力の描写は抑えがちになり、代わって歴代ライダーの客演が作品の目玉として据えられた。

さらには新ライダーの投入までもが検討されたが、視聴率が上向いてきたため実現は見送られた。

その新キャラクター案を改めて主役として構成しなおした作品が『仮面ライダースーパー1』である。

これは制作側からも視聴者からも高い評価を得たが、放送局の都合で放映時間が金曜午後7時から関西では土曜午後5時、関東では土曜朝7時へと移動。

「ジュニアライダー隊」を物語の中心とした児童向けの路線に移行するも、時間変更による視聴率の低下は防ぎきれず、テレビシリーズは2度目の中断を迎える。

『スーパー1』終了を受けてファン主導で開催されたイベント「仮面ライダー復活祭」に特別ゲストとして出席した石ノ森章太郎は、その場で新ライダーの制作を公約。

実際に「10号ライダー」の企画が動き出した。

当初からテレビシリーズではなく児童誌でのグラビアによる展開とされており、公募による正式名称『仮面ライダーZX』の決定を経て、全13回の雑誌掲載が行われた。

その後1984年の特別番組『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』の放送をもって一連の企画は締めくくられた。

第3期
1987年、旧作から一新されたスタッフによって6年ぶりにテレビシリーズ『仮面ライダーBLACK』が制作された。

「仮面ライダー0号」を掲げ、シリーズ原点への回帰を目指した、この作品は成功を収め、同一の主人公を据えた『仮面ライダーBLACK RX』へと続いた。

しかし『RX』は放映2年目ということで旧作からの継承要素にこだわらない姿勢を取り、『BLACK』から一転して意欲的かつ実験的な要素を数多く盛り込んで、従来の仮面ライダーのイメージとはかけ離れたメタルヒーローシリーズに近いコンセプトで作られていたため、放映当初から賛否が分かれた。

この後、仮面ライダーシリーズはテレビからしばらく姿を消すことになるが、1992年には仮面ライダー生誕20周年記念企画としてVシネマ作品『真・仮面ライダー 序章』が制作された。

「序章」という題名を冠しているがそれ以上の展開は実現せず、東映とバンダイの提携で映画を制作するという取り決めがあったため、次のライダー作品は劇場映画になった。

1993年に公開された『仮面ライダーZO』は動員数100万人という大ヒット作となり、続編も企画されたものの、イベント的要素の強い劇場版を作るということで、翌1994年の映画は完全新作『仮面ライダーJ』となった。

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仮面ライダーシリーズ 略史

1971年に始まった仮面ライダーシリーズは、その後も常に継続して作品が公表されているわけではなく、何度かの大きな断絶と再開を繰り返しながら続いている。

そのため、第1期、第2期、第3期という区分がファンによってなされている。

ただし俗称による区分であるため資料によって若干の差異があり、第1期が『ストロンガー』までというのは明確だが、第2期についてはテレビシリーズに着目した文脈では『スーパー1』をもって終わりとされる一方で、シリーズ化しなかった『ZX』も含むとする資料もある。

本稿では便宜上、以下のように取り扱う。

第1期 - 『仮面ライダー』『V3』『X』『アマゾン』『ストロンガー』。いずれもテレビシリーズ。
第2期 - テレビシリーズは『スカイライダー』『スーパー1』。雑誌展開と特別番組の『ZX』。
第3期 - テレビシリーズは『BLACK』と『BLACK RX』。以後、ビデオ作品の『真』、劇場作品の『ZO』『J』へと続く。

後述する平成ライダーと対比して、上記の作品群を昭和仮面ライダーシリーズ(昭和ライダーシリーズ)と呼ぶ場合がある。

厳密には『BLACK RX』の放映中に日本の元号は昭和から平成へと切り替わっているが、『クウガ』以降との区別のために『J』までを含めて昭和作品として扱われている。

2000年放送開始の『仮面ライダークウガ』以降のテレビシリーズは平成仮面ライダーシリーズ(平成ライダーシリーズ)と呼ばれる。

2003年ごろには「第4期」「新世紀仮面ライダー」とも呼ばれていたが、2004年ごろには「平成ライダー」の語が現れており、その後完全に定着。

2009年の『ディケイド』では「平成仮面ライダー 10th SINCE 2000」として、このシリーズ名が作品映像や公式サイト・関連玩具でも使われた。

なお、同時期には劇場作品『仮面ライダー THE FIRST』『THE NEXT』、イベント的な特別編『仮面ライダーG』も制作されているが、テレビシリーズではないので平成ライダーシリーズには数えられていない。

平成ライダーシリーズは10年以上途切れず続いているが、第11作『仮面ライダーW』は「平成ライダー第二章の仮面ライダー1号」というコンセプトであるため、以降を平成シリーズの第2期とすることがある。

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